先週の金曜日、バリ島ギャニャール県の市制記念日(4/19)の催しとして、前倒しで子どもたちによるグンデル・ワヤン(影絵芝居ワヤン・クリの伴奏音楽)の演奏がありました。
その数なんと110人!(普通は4人で演奏します)
昨年来日したブダ先生(Sanggar Suara Murti/Br.Babakan, Sukawati)の生徒たちによる演奏です。
クラシック音楽で考えると、4人で完結した音楽世界を築いている弦楽四重奏の編成を110人で演奏するということになるわけで、それについて「ああだこうだ」といろいろ思う人もいるかもしれません。しかし、とにかくこの大人数で実現させていること自体に驚きを感じ、スカワティ村ババカン地区の人々のワヤン(影絵芝居)の世界に対する並々ならぬ情熱の深さを思い知らされるのです。(飯田 茂樹)
本番の様子。写真はFacebookより(2018.4.13)
以下、ブダ先生のグンデル・ワヤン(ガムラン)教室の練習風景です。(写真: 飯田)
写真は少人数でのレッスンの様子。練習はいつも真剣勝負!
大人数のレッスンは、先輩の生徒たちがアシスタントとしてお手伝い。鍵盤の反対側から叩くというスゴ技もさらっとやってしまう、恐るべしグンデル女子!
ブダ先生のグンデル教室「サンガル・スアラ・ムルティ」
(Sanggar Suara Murti @Br.Babakan Sukawati)