横浜市立芹が谷小学校での3年生を対象としたワークショップ授業3日目。今回はインドネシアを離れ、西アフリカから南米ブラジルに広がった太鼓文化の授業。
「こどもの城」時代からインドネシア以外の民族音楽で特に力を注いでいたのが、西アフリカ・セネガルの「サバル」と南米ブラジルの「サンバ」の集団打楽器音楽。太鼓の音・リズムはハートに直接訴え、理屈なく子どもたちに揺さぶりをかけてきますからね。
西アフリカ・セネガルのトーキングドラム「タマ」(お話し太鼓)の紹介の時は、クイズ形式でくだものの名前を当ててもらいました。最初はなんのことやら?と思っていた子どもたちも、すぐに太鼓の演奏(抑揚とリズム)から、言葉(日本語)を感じてくれるようになりました。
授業後半は、各自が作ってきてくれたガンザ(シェイカー)を使ってのサンバリズム体験。「チャ」と言葉の時に音を鳴らそうというリズム遊びに、先週子どもたちから提案された、テレビCM「からだすこやか(ちゃ)ダブルー」のネタは、これぞ生きた音楽(⁈)みんなでのりのりで合奏しました。
誰でも簡単に参加でき、達成感も共有出来る打楽器のアンサンブルは今後も大切に考えていきたいと思っています。(飯田茂樹)
本日の助っ人はタッチャン(帽子:福沢達郎)とイックン(黒服:岩瀬一城)
トーキング・ドラム「タマ」のお話クイズコーナー
子どもたちお手製ガンザ(シェーカー)を使ってのサンバリズム体験(写真1枚目)
スプーンが楽器に(?!)演奏にチャレンジ(写真2枚目)