玉ねぎではないですよ。
正解は「ササンドゥ」Sasanduという東ヌサ・トゥンガラ州ロテ島に伝わる民族楽器です。
先日アンクルン演奏会で訪れた東京・目黒にあるバライ・インドネシア(インドネシア人学校)の廊下には、子どもたちが描いた絵がずらりと貼られていました。所変われば子どもたちの描く絵も違いますね。それにしても、いい味出てます。
ササンドゥ演奏の様子(旅博2014@東京ビッグサイト)
ササンドゥは、竹筒のまわりに鉄弦を張り琴のように演奏します。周りの部分はロンタルヤシの葉で出来ており、共鳴胴と反響板の役割りがあります。
ジベカ代表飯田が録音機をかついで現地で録音した貴重な音源が、キングレコードから本邦唯一のCDとして発売されています。ご興味ある方はぜひチェックしてみてくださいネ !
アンクルン演奏会は、インドネシア人学校の生徒による演奏と舞踊でスタート!
総勢28名のアンクルン・オーケストラ(バンドゥン・パジャジャラン大学/西ジャワの学生たち)
1人で7音(7台)のアンクルンをスタンドなしで演奏していた彼に、「アッパレイ!」(ジベカ代表・飯田より)
アンクルン演奏会の後は、5種類のインドネシア各地のソト(スープ)試食会。それぞれ本格的で違った風味があり、大変美味しくいただきました。
上の写真はSoto Lamonganという東ジャワのソト・アヤム(鶏肉のスープ)。レモングラスや様々な香辛料が入っていて、スパイシーで複雑な味が美味。ライムを絞り、サンバル(辛いソース)を少し入れいただきました。
(おまけでクルプック(揚げせんべい)をたくさんのせたら中身が見えなくなってしまいました…)
音楽、芸能のみならず、食を通しても、改めて多民族国家インドネシアの魅力を存分に感じた会だったのでした…!