昨日はバリ島では「クニンガン」(日本でいう送り盆のような日)という大きな祭日でしたが、ルミカ氏の住むマス村は、毎回「クニンガン」の日は大変なにぎわいとなります。
マス村にはPura Taman Pule(プラ タマン プリ)という大きな寺院があり、バリ島中からたくさんの人々が参拝にやってくるのです。
お寺の前の広場には、食べ物や衣類、日用品、おもちゃなどの屋台がぎっしりと並び、「クニンガン」からの数日間は、ガムランの演奏とともに舞踊や演劇など、バリの伝統芸能が夜遅くまで催されます。
ルミカ氏は娘のアユちゃんとともに、グンデル・ワヤン(先日のワークショップで演奏の少人数編成のガムラン)を奉納演奏されたとのことです。
きっとそのような場での音楽は、またさらに美しく響くことでしょうね。
宗教や人々の生活と密着しているバリ島の芸能。その芸能は、日本で生活する私たちを魅了し、どこか懐かしさすら感じさせます。
このバリの祭りの風景が、変わらず続いていくことを 私たちは願ってやみません。