団地にジベカの楽器屋台、出現!

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とある夏の休日の昼下がり、多摩ニュータウンの商店街のお祭りにて「楽器屋台のミニ演奏会」を開きました。昭和40年代に建てられた団地群は大変ゆとりを持って並んでおり、団地の間をゆったりとやさしい風が吹いていました。
 
高齢化が問題とされている多摩ニュータウンですが、当日は祭りの出し物の紙芝居に多くの子供たちが集まり、元気な声が響いていました。設営されたテントの下では、老若男女がかき氷や屋台のビール(かなり良心的価格)を片手に、談笑しながら食事をとるなど大変和やかな雰囲気で、きっと昭和世代でなくても郷愁を誘われる…そんな光景だったのではないでしょうか。

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そこへ突如、「楽器屋台のミニ演奏会」スタート。飯田茂樹(ジベカ代表)のティンクリック(バリ島の竹のガムラン)が団地内に響き渡ります。軽快な音に誘われてか、少しずつ人々が周りに集まってきてくれました。
 
今回の「楽器屋台」はバリ島のガムランのほか、世界の民族楽器を皆さんに紹介し楽しんでいただく「ミニ演奏会」スタイル。ブラジルのタンバリン「パンデイロ」演奏では、W杯サッカーでのブラジル敗退の悲しみを押し殺し(?!)ながらも、おなじみイーチャン・タッチャンが元気に場を盛り上げました。ベトナムの口琴、世界の鳥笛、バリ島のガムラン・アンクルン演奏など、陽気な(怪しい)おじさん二人組が繰り広げるパフォーマンスに徐々に引き込まれる会場にお集まりの皆さん。

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スプーン演奏。スプーンを持たせたら最強おじさんコンビ

 

スプーン演奏では、タッチャン作曲の新作『スプーン・エスパーニャ』を公の場で初お披露目!超人技のタッチャンのソロ演奏に、カレーを食べていた子ども達も思わず手が止まり、ついつい見入ってしまうほど。(よい子はカレーを食べているときはマネしないでくださいね)また、バリ島のガムラン「グンデル・ワヤン」演奏では、それまでのコミカルな雰囲気は一転、遠い南の島、インドネシア・バリ島の伝統音楽が演奏され、集まった皆さんはじっと耳を傾けて聴いてくれました。(演奏:イーチャン、アイチャン)

 

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バリ島のガムラン「グンデル・ワヤン」の演奏。急遽テントから飛び出て、皆さんに向かって演奏しました

 

最後はジャワ島の竹のハンドベルともいわれる伝統楽器、アンクルン演奏。柔らかな竹の音色を伴奏に「七夕さま」を観客の皆さんも一緒に合唱し、楽しく盛り上がったところでお開きとなりました。


休日の昼間、夏空のもとで開かれた「楽器屋台のミニ演奏会」。お祭りの出店で購入した飲み物や食べ物を片手に、家族や気の置けない仲間とゆっくり楽しむ時間に流れる音楽。そんな音楽ほど、楽しいものはないのではないでしょうか。今回、このような場で演奏ができたことを大変嬉しく、幸せに思います。(演奏後のビールも最高に美味しかったです)
 
またどこかで楽器屋台の演奏会を開催できますように☆ たくさんの皆さんにお会いできますように☆ 引き続きどうぞよろしくお願いします!

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演奏会後、興味津々で集まってきてくれた子どもたちと即席の楽器体験コーナー

 

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本日のご褒美。サムライブルーTシャツを100円でゲット!&ビールがうまい

 

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